接合工学の生い立ちとしては、溶融接合工作法として進歩し、ほぼすべての素材へ適用が可能で、多種多様な溶接法が実用化されている。このため、車両、造船、自動車、航空機、橋梁、機械、電気製品、その他あらゆる金属工業に用いられ、ものづくりに欠かせない技術である。溶接と称される実用方法の多くは溶融溶接法が主であるが、接合面の清浄度により左右されるものの圧接でも接合でき、被接合体間の拡散を利用して継手を得ることができる。このため、複合化技術を総称した学術分野である。

 接合方法には様々な熱源が開発されており、すべての接合方法を詳細に解説することは困難である。このため、本科目では電気的エネルギーを熱源とした接合方法を主として講義を行うが、それ以外の接合方法については講義の中で、リフレッシュも兼ねて多種多様な内容の解説を行う。